第1話：地球への道

あらすじ

セイバートロン星では、サイバトロンとデストロンの争いが果てしなく続き、資源は枯渇寸前に。ホイルジャックとバンブルがわずかなエネルギー・コンダクターを見つけ、要塞アイアコンに戻るも、その背後にはサウンドウェーブのスパイ行動が潜んでいた。やがてサイバトロンとデストロンは星を離れ、新たなエネルギーを探すため宇宙船で旅立つが、小惑星の衝突やトラクタービームの混乱から制御不能となり、地球へ墜落。両陣営は火山に埋もれたまま、四百万年の眠りにつく。

そして1984年、火山活動の刺激でサイバトロン船のコンピューター“テレトラン1”が目を覚まし、トランスフォーマーたちを新たな姿へと修復。先に目覚めたのはデストロン側で、リーダーのメガトロンを中心に再びエネルギーを求めて動き出す。一方、眠りから覚めたサイバトロンのリーダー・コンボイは、仲間たちと協力してデストロンの真意を探ろうとする。ハウンドとクリフジャンパーが偵察に出るものの、敵の追撃を受け、ハウンドが崖下へ転落してしまうなど、事態は思わぬ方向へ。

そんな中、デストロンは近海の石油プラットフォームを新たな標的と定める。そこには人間の父子スパークプラグとスパイクが働いており、思いもよらないかたちで彼らも戦いに巻き込まれていく。サイバトロン側もこの事態を知り、現場へ向かおうとするが、はたしてデストロンの狙いは何なのか。そして、コンボイたちサイバトロンはこの危機にどう立ち向かうのか——その先には、地球の運命をも左右する壮大な戦いが待ち受けている。

登場キャラクター